出来高請求書テンプレート(無料Excel・前回までの差し引きを自動計算)
工事の途中で出来た分を請求するときの請求書を、A4縦1枚のExcelにしました。契約金額・追加の契約金額・出来高の累計・支払の割合を入れると、今回の請求額(税抜・消費税・税込)と残りの契約金額が出ます。前回までの請求額は、下の請求の履歴の合計から自動で入ります。
出来高請求書(前回までの差し引き・残額つき)の中身(全シート)
ダウンロードできるExcelを、そのまま表示しています。上のタブでシートを切り替えられます。
| 請求日 | |||||||
| 請求番号 | |||||||
| 出来高請求書 | |||||||
| 御中 | |||||||
| 請求者 | |||||||
| (住所) | |||||||
| 登録番号 | T | ||||||
| 連絡先 | |||||||
| 下記のとおり、出来高をご請求申し上げます。出来高の明細ごとの数量と金額は、別紙の出来高調書のとおりです。 | |||||||
| 工事名称 | |||||||
| 工事場所 | |||||||
| 注文書の番号 | |||||||
| 出来高の締め日 | 今回の回 | ||||||
| ご請求金額(税込) | |||||||
| 項目 | 金額(円) | 計算 | |||||
| a | 契約金額(税抜) | 注文書の金額 | |||||
| b | 追加・変更の契約金額(税抜) | 変更の注文書の合計 | |||||
| c | 契約金額の合計(税抜) | a+b | |||||
| d | 今回までの出来高の累計(税抜) | 出来高調書の累計の金額 | |||||
| e | 出来高率 | d÷c | |||||
| f | 支払の割合(%) | 契約の割合。無ければ100 | |||||
| g | 今回までの請求対象額(累計) | d×f÷100(1円未満切り捨て) | |||||
| h | 前回までの請求額(税抜) | 下の請求の履歴の合計 | |||||
| i | 今回の請求額(税抜) | g−h | |||||
| j | 消費税額(10%) | i×10%(1円未満切り捨て) | |||||
| k | 今回の請求額(税込) | i+j | |||||
| l | 残りの契約金額(税抜) | c−g(割合で残した分を含む) | |||||
| 10%対象(税抜) | 消費税(10%) | ||||||
| お支払期日 | 振込手数料 | ||||||
| 振込先 | |||||||
| 消費税は、この請求書の10%対象の合計に10%を掛けて、1円未満を切り捨てています(1つの請求書につき税率ごとに1回。行ごとに計算して足しません)。 | |||||||
| 請求の履歴(h の前回までの請求額は、この表の請求額(税抜)の合計) | |||||||
| 回 | 締め日 | 累計の出来高(税抜) | 請求額(税抜) | 消費税(10%) | 請求額(税込) | 入金日 | 入金額 |
| (空欄があと4行つづきます) | |||||||
| 合計 | |||||||
| 今回の請求を出したら、この表の次の行に今回の回・締め日・累計の出来高・請求額(税抜)を写します。次の回の h が自動で正しくなります。今回分の出来高に割合を掛けるのではなく、累計に割合を掛けてから前回までの請求額を引くので、1円未満の切り捨てが回ごとにたまりません。 | |||||||
| 請求日 | 2026年10月5日 | ||||||
| 請求番号 | SK-2026-031 | ||||||
| 出来高請求書 | |||||||
| 株式会社サンプル建設 御中 | |||||||
| 請求者 | 株式会社サンプル工業 | ||||||
| 〒000-0000 〇〇県サンプル市〇〇町1-2-3 | |||||||
| 登録番号 | T0000000000000 | ||||||
| 連絡先 | TEL 000-000-0000 担当:山田 太郎 | ||||||
| 下記のとおり、出来高をご請求申し上げます。出来高の明細ごとの数量と金額は、別紙の出来高調書のとおりです。 | |||||||
| 工事名称 | 〇〇ビル新築工事のうち空調設備工事 | ||||||
| 工事場所 | 〇〇県サンプル市〇〇町4-5-6 | ||||||
| 注文書の番号 | サンプル建設 注文書 No.2026-118(2026年6月20日) | ||||||
| 出来高の締め日 | 2026年9月30日 | 今回の回 | 第3回 | ||||
| ご請求金額(税込) | ¥2,708,739 | ||||||
| 項目 | 金額(円) | 計算 | |||||
| a | 契約金額(税抜) | 12,000,000 | 注文書の金額 | ||||
| b | 追加・変更の契約金額(税抜) | 600,000 | 変更の注文書の合計 | ||||
| c | 契約金額の合計(税抜) | 12,600,000 | a+b | ||||
| d | 今回までの出来高の累計(税抜) | 6,348,700 | 出来高調書の累計の金額 | ||||
| e | 出来高率 | 50% | d÷c | ||||
| f | 支払の割合(%) | 90 | 契約の割合。無ければ100 | ||||
| g | 今回までの請求対象額(累計) | 5,713,830 | d×f÷100(1円未満切り捨て) | ||||
| h | 前回までの請求額(税抜) | 3,251,340 | 下の請求の履歴の合計 | ||||
| i | 今回の請求額(税抜) | 2,462,490 | g−h | ||||
| j | 消費税額(10%) | 246,249 | i×10%(1円未満切り捨て) | ||||
| k | 今回の請求額(税込) | 2,708,739 | i+j | ||||
| l | 残りの契約金額(税抜) | 6,886,170 | c−g(割合で残した分を含む) | ||||
| 10%対象(税抜) | 2,462,490 | 消費税(10%) | 246,249 | ||||
| お支払期日 | 2026年10月31日 | 振込手数料 | 注文書の支払条件のとおり | ||||
| 振込先 | 〇〇銀行 〇〇支店 普通 0000000 カ)サンプルコウギョウ | ||||||
| 消費税は、この請求書の10%対象の合計に10%を掛けて、1円未満を切り捨てています(1つの請求書につき税率ごとに1回。行ごとに計算して足しません)。 | |||||||
| 請求の履歴(h の前回までの請求額は、この表の請求額(税抜)の合計) | |||||||
| 回 | 締め日 | 累計の出来高(税抜) | 請求額(税抜) | 消費税(10%) | 請求額(税込) | 入金日 | 入金額 |
| 第1回 | 2026/07/31 | 1,500,000 | 1,350,000 | 135,000 | 1,485,000 | 2026/08/31 | 1,485,000 |
| 第2回 | 2026/08/31 | 3,612,600 | 1,901,340 | 190,134 | 2,091,474 | 2026/09/30 | 2,091,474 |
| (空欄があと2行つづきます) | |||||||
| 合計 | 3,251,340 | 325,134 | 3,576,474 | 3,576,474 | |||
| 今回の請求を出したら、この表の次の行に今回の回・締め日・累計の出来高・請求額(税抜)を写します。次の回の h が自動で正しくなります。今回分の出来高に割合を掛けるのではなく、累計に割合を掛けてから前回までの請求額を引くので、1円未満の切り捨てが回ごとにたまりません。 | |||||||
| 出来高請求書(前回までの差し引き・残額つき) | |
| 配布元 | 請求フクロウ(FUKULO/合同会社商陣) https://seikyu.fukulo.com/templates/ |
| シート構成 | 「記入用」(そのまま使える様式と空欄)・「記入例」(書き方の見本)・「説明」の3枚です。 |
| 使い方 | 「記入用」の請求日・請求番号・宛名・工事名称を入れ、a 契約金額・b 追加・変更の契約金額・d 今回までの出来高の累計・f 支払の割合を入れます。下の請求の履歴に、前回までの回の請求額(税抜)を写すと、h 前回までの請求額と i 今回の請求額・j 消費税・k 税込が出て、いちばん上の「ご請求金額」に入ります。 |
| 計算のしかた | c=a+b。e=d÷c。g=d×f÷100(1円未満切り捨て)。h=請求の履歴の請求額(税抜)の合計。i=g−h。j=i×10%(1円未満切り捨て)。k=i+j。l=c−g。記入例:g=6,348,700×90÷100=5,713,830、h=1,350,000+1,901,340=3,251,340、i=2,462,490、j=246,249、k=2,708,739。 |
| 自社に合わせて直すなら | 元請の締め日や支払の割合が工事ごとに違うときは、f の割合を工事ごとに入れ直します。前払金を受けている契約で、出来高から前払金の分を差し引く決まりがある場合は、i の下に「前払金の精算」の行を足してください。 |
| 気をつけること | d は出来高調書の累計の金額(税抜)と同じ数字にします。出来高調書と請求書で数字が違うと、元請の確認で止まります。請求の履歴は、入金額ではなく請求した額(税抜)を写します。 |
| ご利用にあたっての注意 | 無料でお使いいただけます。社内での利用・改変・印刷・配布は自由です。この様式そのものの再配布・販売はご遠慮ください。記入例の会社名・人名・住所・登録番号・金額・日付はすべて架空です。契約の支払条件・税の扱いは、利用者の責任で契約書・取引先・税理士・税務署にお確かめください。 |
| 関係する法令等 | 消費税法 第57条の4 第1項(適格請求書の記載事項:①発行事業者の氏名または名称と登録番号 ②取引の年月日 ③取引の内容 ④税率ごとに区分して合計した対価の額と適用税率 ⑤税率ごとに区分した消費税額等 ⑥交付を受ける事業者の氏名または名称)・消費税法施行令 第70条の10(消費税額等の端数は1つの適格請求書につき税率ごとに1回処理する)・国税庁「消費税の仕入税額控除制度における適格請求書等保存方式に関するQ&A」問57(端数処理の方法は任意。品目ごとに端数処理して合計することは認められない)。 |
| 更新日 | 2026年10月24日 |
| 請求フクロウについて | 出来高請求書・部分払・工事の請求書・支払通知・インボイスの扱いを、無料Excelと解説でまとめた専門サイトです。https://seikyu.fukulo.com/ |
実際の画面:出来高請求書(前回までの差し引き・残額つき)のExcel。社名・人名は架空です。印刷はA4・余白10mmに合わせてあります。
出来高請求書(前回までの差し引き・残額つき)を使う場面
- 元請の締め日ごとに、出来た分を請求するとき(出来高払いの契約)
- 元請の指定の様式がなく、自社の様式で出来高を請求するとき
- 前回までに請求した額と、残りの契約金額を毎回確かめたいとき
出来高請求書(前回までの差し引き・残額つき)の項目と書き方
| 項目 | 書き方 |
|---|---|
| 今回の請求額の計算 | 契約金額の合計に対する出来高の累計に支払の割合を掛け、そこから前回までの請求額を引きます。累計で計算するので、1円未満の切り捨てが回ごとにたまりません。 |
| 請求の履歴 | 第1回からの締め日・累計の出来高・請求額・入金日と入金額を1行ずつ残します。前回までの請求額はこの表の合計です。 |
| インボイスの欄 | 登録番号・10%対象の合計・消費税額の欄があり、適格請求書の記載事項をそろえられます。消費税は今回の請求額から1回で計算します。 |
出来高請求書(前回までの差し引き・残額つき)を使う前に確かめること
このテンプレートは、請求フクロウが一次資料(法令・国や自治体の手引き)を確かめて作った書式です。提出先(元請・役所)に指定の様式がある場合は、その様式が優先します。記入例の会社名・人名・金額はすべて架空です。作り方と確かめた資料の考え方は編集方針にまとめています。
出来高請求書(前回までの差し引き・残額つき)のよくある質問
出来高調書と出来高請求書の両方が要りますか?
元請の決まりによります。一般には、明細ごとの数量を示す出来高調書を根拠として添え、金額を請求する書類として出来高請求書を出す形が多くあります。このテンプレートは請求書のほうで、調書は別紙として扱います。
支払の割合が契約に無いときは?
割合の欄に100を入れます。出来高の累計がそのまま請求対象額になります。
前回までの請求額が合わないときは?
請求の履歴の行に、前回までの請求額(税抜)が全部写してあるかを確かめます。入金額ではなく、請求した額(税抜)を写すのがポイントです。
出来高請求・支払の書類を、無料のExcelでそろえる
請求フクロウでは、出来高請求・支払の書類を10種類、記入用・記入例・説明の3シートつきのExcelで配っています。書き方の解説記事とあわせてお使いください。