前払金・中間前払金の計算表(無料Excel・要件のチェックつき)
地方公共団体の工事で中間前払金を請求する前に、上限額と要件を確かめる表です。工期の2分の1を経過しているか、工程表どおりに作業が進んでいるか、行われた作業の経費が請負代金の2分の1以上かを○×で出し、4つそろったかを判定します。
前払金・中間前払金の計算表(要件のチェックつき)の中身(全シート)
ダウンロードできるExcelを、そのまま表示しています。上のタブでシートを切り替えられます。
| 前払金・中間前払金の計算表 | |||
| 工事名 | |||
| 発注者 | 契約番号 | ||
| 地方公共団体の工事の目安(地方自治法施行規則 附則第3条):請負代金50万円以上の土木建築の工事で、前金払は材料費等の4割まで、中間前金払は追加で2割まで。国や独立行政法人などの工事は、契約書と発注者の決まりで確かめてください。 | |||
| 入れるところ | |||
| 請負代金額(税込) | 契約書の金額 | ||
| 前払金の割合(十分の〇) | 約款 第35条第1項の数字(たとえば四) | ||
| 中間前払金の割合(十分の〇) | 約款 第35条第4項の数字(たとえば二) | ||
| 受け取った前払金額 | 保証証書を寄託して受け取った額 | ||
| 工期の始まり | 契約書の工期 | ||
| 工期の終わり | |||
| 確かめる日 | 中間前払金を請求しようとする日 | ||
| 既に行われた作業の経費 | 出来高の累計など、発注者が認める根拠で | ||
| 工程表の作業は予定どおりか | 「はい」か「いいえ」 | ||
| 上限の額 | |||
| 前払金の上限 | 請負代金額×前払金の割合÷10 | ||
| 中間前払金の上限 | 請負代金額×中間前払金の割合÷10 | ||
| 前払金と合わせた上限 | 合わせて十分の六まで(例の割合のとき) | ||
| 請求できる中間前払金の目安 | 中間の上限と(合わせた上限−受け取った前払金)の小さいほう | ||
| 中間前払金の要件(地方自治法施行規則 附則第3条第2項) | |||
| 確かめること | 計算 | 判定 | 根拠 |
| 請負代金が50万円以上 | 附則第3条第1項 | ||
| 工期の日数(始まりと終わりを含む) | 数え方は発注者に確かめる | ||
| 確かめる日までの日数 | |||
| ① 工期の2分の1を経過している | 第2項第1号 | ||
| ② 工程表で2分の1までの作業が行われている | 第2項第2号 | ||
| ③ 行われた作業の経費が請負代金の2分の1以上 | 第2項第3号 | ||
| 判定 | まだ入れていない項目があります | ||
| この表は要件に当たる見込みを出すだけで、中間前払金の認定の代わりにはなりません。認定を受ける書類(認定調書など)と、前払金の使い道の決まり(約款 第37条)は発注者の指示に従ってください。 | |||
| 前払金・中間前払金の計算表 | |||
| 工事名 | 〇〇市立〇〇小学校 校舎改修工事(建築) | ||
| 発注者 | 〇〇市 | 契約番号 | 第2026-0457号 |
| 地方公共団体の工事の目安(地方自治法施行規則 附則第3条):請負代金50万円以上の土木建築の工事で、前金払は材料費等の4割まで、中間前金払は追加で2割まで。国や独立行政法人などの工事は、契約書と発注者の決まりで確かめてください。 | |||
| 入れるところ | |||
| 請負代金額(税込) | 45,100,000 | 契約書の金額 | |
| 前払金の割合(十分の〇) | 4 | 約款 第35条第1項の数字(たとえば四) | |
| 中間前払金の割合(十分の〇) | 2 | 約款 第35条第4項の数字(たとえば二) | |
| 受け取った前払金額 | 18,000,000 | 保証証書を寄託して受け取った額 | |
| 工期の始まり | 2026/07/01 | 契約書の工期 | |
| 工期の終わり | 2027/02/26 | ||
| 確かめる日 | 2026/11/02 | 中間前払金を請求しようとする日 | |
| 既に行われた作業の経費 | 23,600,000 | 出来高の累計など、発注者が認める根拠で | |
| 工程表の作業は予定どおりか | はい | 「はい」か「いいえ」 | |
| 上限の額 | |||
| 前払金の上限 | 18,040,000 | 請負代金額×前払金の割合÷10 | |
| 中間前払金の上限 | 9,020,000 | 請負代金額×中間前払金の割合÷10 | |
| 前払金と合わせた上限 | 27,060,000 | 合わせて十分の六まで(例の割合のとき) | |
| 請求できる中間前払金の目安 | 9,020,000 | 中間の上限と(合わせた上限−受け取った前払金)の小さいほう | |
| 中間前払金の要件(地方自治法施行規則 附則第3条第2項) | |||
| 確かめること | 計算 | 判定 | 根拠 |
| 請負代金が50万円以上 | 45,100,000 | ○ | 附則第3条第1項 |
| 工期の日数(始まりと終わりを含む) | 241 | 数え方は発注者に確かめる | |
| 確かめる日までの日数 | 125 | ||
| ① 工期の2分の1を経過している | 52% | ○ | 第2項第1号 |
| ② 工程表で2分の1までの作業が行われている | はい | ○ | 第2項第2号 |
| ③ 行われた作業の経費が請負代金の2分の1以上 | 52% | ○ | 第2項第3号 |
| 判定 | 4つとも○です。認定の手続きは発注者の様式で | ||
| この表は要件に当たる見込みを出すだけで、中間前払金の認定の代わりにはなりません。認定を受ける書類(認定調書など)と、前払金の使い道の決まり(約款 第37条)は発注者の指示に従ってください。 | |||
| 前払金・中間前払金の計算表(要件のチェックつき) | |
| 配布元 | 請求フクロウ(FUKULO/合同会社商陣) https://seikyu.fukulo.com/templates/ |
| シート構成 | 「記入用」(そのまま使える様式と空欄)・「記入例」(書き方の見本)・「説明」の3枚です。 |
| 使い方 | 「記入用」の入れるところに、請負代金額・前払金と中間前払金の割合・受け取った前払金額・工期・確かめる日・既に行われた作業の経費・工程表の作業が予定どおりか(はい/いいえ)を入れます。上限の額と、要件の○×、判定が出ます。 |
| 判定の付け方 | ①は確かめる日までの日数×2が工期の日数より大きければ○。②は「はい」なら○。③は経費×2が請負代金額以上なら○。請負代金50万円以上も○×で見ます。4つとも○なら「4つとも○です」、×があれば「×の項目があります」と出ます。 |
| 計算のしかた | 前払金の上限=請負代金額×前払金の割合÷10。中間前払金の上限=請負代金額×中間前払金の割合÷10。請求できる中間前払金の目安=中間前払金の上限と(合わせた上限−受け取った前払金)の小さいほう。記入例:45,100,000×4÷10=18,040,000、×2÷10=9,020,000、×6÷10=27,060,000、27,060,000−18,000,000=9,060,000 なので目安は9,020,000。工期241日のうち125日目で52%。 |
| 自社に合わせて直すなら | 発注者が割合を変えている場合(たとえば前払金を十分の三にするなど)は、割合の欄を契約の数字にします。工期の日数の数え方が違う発注者では、日数の数式を直してください。 |
| 気をつけること | この表は要件に当たる見込みを出すだけで、認定の代わりにはなりません。既に行われた作業の経費は、発注者が認める根拠(出来高の累計など)で入れます。 |
| ご利用にあたっての注意 | 無料でお使いいただけます。社内での利用・改変・印刷・配布は自由です。この様式そのものの再配布・販売はご遠慮ください。記入例の会社名・人名・住所・登録番号・金額・日付はすべて架空です。契約の支払条件・税の扱いは、利用者の責任で契約書・取引先・税理士・税務署にお確かめください。 |
| 関係する法令等 | 地方自治法施行規則 附則第3条第1項(請負代金50万円以上の土木建築に関する工事の前金払は材料費等の4割まで)・第2項(中間前金払は追加で2割まで。要件:①工期の2分の1を経過②工程表により工期の2分の1を経過するまでに実施すべき作業が行われている③既に行われた作業に要する経費が請負代金の額の2分の1以上)・公共工事標準請負契約約款 第35条(A)(前払金は請負代金額の十分の〇以内、中間前払金は十分の〇以内。保証事業会社との保証契約)。 |
| 更新日 | 2026年10月24日 |
| 請求フクロウについて | 出来高請求書・部分払・工事の請求書・支払通知・インボイスの扱いを、無料Excelと解説でまとめた専門サイトです。https://seikyu.fukulo.com/ |
実際の画面:前払金・中間前払金の計算表(要件のチェックつき)のExcel。社名・人名は架空です。印刷はA4・余白10mmに合わせてあります。
前払金・中間前払金の計算表(要件のチェックつき)を使う場面
- 工期の半ばで、中間前払金を請求できるかを確かめるとき
- 部分払と中間前払金のどちらを使うかを、額で比べたいとき
- 社内で、前払金と中間前払金の入金の見込みを共有するとき
前払金・中間前払金の計算表(要件のチェックつき)の項目と書き方
| 項目 | 書き方 |
|---|---|
| 上限の額 | 前払金の上限・中間前払金の上限・合わせた上限と、受け取った前払金を引いた「請求できる中間前払金の目安」を出します。 |
| 要件のチェック | 請負代金50万円以上・工期の経過・工程表の作業・経費の2分の1の4つを、入れた数字から○×で判定します。 |
| 判定 | 4つとも○かどうかを1行で出します。まだ入れていない項目があるときは、そのことを出します。 |
前払金・中間前払金の計算表(要件のチェックつき)を使う前に確かめること
このテンプレートは、請求フクロウが一次資料(法令・国や自治体の手引き)を確かめて作った書式です。提出先(元請・役所)に指定の様式がある場合は、その様式が優先します。記入例の会社名・人名・金額はすべて架空です。作り方と確かめた資料の考え方は編集方針にまとめています。
前払金・中間前払金の計算表(要件のチェックつき)のよくある質問
国の工事でも同じ要件ですか?
この表の要件は地方自治法施行規則 附則第3条(地方公共団体の工事)です。国や独立行政法人などの工事は、契約書と発注者の決まりで確かめてください。
中間前払金と部分払は両方使えますか?
発注者の決まりによります。どちらか一方を選ぶ形の発注者が多くあります。入札の公告や契約書の前払金の条項で確かめてください。
工期の2分の1はどう数えますか?
この表は、工期の始まりと終わりを含めた日数と、確かめる日までの日数で比べています。数え方は発注者に確かめてください。
出来高請求・支払の書類を、無料のExcelでそろえる
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